豊かな人間関係と集団での体験が「内定」の鍵に…全国大学生協連調べ

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大学生活の重点別内定の状況
  • 大学生活の重点別内定の状況
  • サークルの加入別内定の状況
  • 学生生活の充実
  • サンプル特性
 全国大学生活協同組合連合会は7月9日、「第47回学生生活実態調査の概要報告」を発表した。調査結果から、学生生活を通して人間関係を築くことや、サークル等の団体内での行動が「内定の獲得」にプラスの作用を及ぼしていることが明らかになった。

 同連合会では、毎年秋に「学生生活実態調査」を実施している。47回目となる今回は、2011年10~11月に全国の国公立および私立大学の学部学生16,885名を対象に調査を行った。

 近年の厳しい就職状況を受けて「内定者」と「非内定者」の背景にある学生生活の過ごし方の違い、また「非内定者」が感じる不安の内容などを分析した。分析にあたり、16,885名のうち4年生で就職を希望している学生1,881名(文系1,195名、理系686名)をサンプル対象としている。

 「大学生活を送る際に何を重点にするか?」について「よき友を得たり豊かな人間関係を結ぶことを第一においた生活」を選択した学生の内定率が、他の項目を選択した学生を上回り、74.0%でもっとも高い。次に「サークル・同好会の活動を第一においた生活」を選択した学生の内定率が70.1%で2番目に高い。

 実際にサークルに「現在加入」している学生のうち71.4%が内定しており、「加入したことがない」学生の内定率58.7%と12.7ポイントの明確な差が見られた。

 学生生活について「充実している」「まあ充実している」学生は、内定者の91.1%に対し非内定者は84.1%と低い。とくに男子は、内定者が88.6%、非内定者は74.7%と、その差は13.9ポイントと、女子(1.3ポイント差)に比べてこの傾向が大きい。

 学生生活を通じて豊かな人間関係を築き、サークルなどの集団での体験が内定の鍵を握るといえるだろう。
《工藤めぐみ》

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