「子どもが家で勉強しない」と困っている家庭は少なくないだろう。千葉県教育委員会では、子どもの学力向上を目指し、家庭でできる実践事例を「家庭学習について考えよう」サイトで紹介している。対象は、小学生や保護者、教員。 同サイトでは、小学生の子どもを持つ保護者や教員向けに、家庭学習を進めるためのヒントや家庭学習の素材、リーフレットなどを提供している。家庭学習についてのQ&Aやチェックリスト、1日の計画表などもあり、すぐに取組めるようになっている。 家庭学習のヒントとして、「規則正しい生活」「家族の会話」「地域の方との会話」「家庭での学びの環境整備」を挙げている。保護者の協力がとても大切という。 家庭学習の素材は、教科毎に「国語」「算数」「理科」「社会」「外国語」が用意されており、プリントアウトして利用できる。「漢字ですごろく」や「車のナンバープレートで算数の勉強をしてみよう」など、親子でゲーム感覚で楽しめるものとなっている。 教員向け活用方法として、サイトで紹介した家庭学習のリーフレットや取組事例を印刷して子どもたちに配付したり、資料として加工して学校だよりの素材にしたりといったことを提案している。
