大阪府教育委員会は8月30日、府立高校入試の調査書に記載する評価について、相対評価から絶対評価へ変更する方針を固めた。 現在、府立高校入試の調査書に相対評価が導入されているため、中学3年生の通知表は、府内の半数を超える中学校が相対評価を記載している。とくに、大阪市は、1年生から相対評価を記載している学校が7割を超え、3年生では約9割という。 相対評価から絶対評価へ変更するには、各中学校が適切な評価基準作成を進め、絶対評価が定着するまでには一定の期間が必要であるとし、実施時期は市町村教育委員会の意見を聞きながら調整するという。