数学検定 合格率7%の1級に15歳が合格、最年少合格は3歳

 財団法人日本数学検定協会が2012年7月22日に実施した「実用数学技能検定(数学検定)」の個人受検で、合格率7%の1級に15歳が最年少合格。合格者の最年少は3歳(12級)で、最年長は73歳(3級および7級)。

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年代別 受検申込み者数(人)
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  • 階級別 合格率(%)
 財団法人日本数学検定協会は、2012年7月22日に実施した「実用数学技能検定(数学検定)」の個人受検の結果を公開した。

 7月22日の試験では、合格率7%の1級に15歳が最年少合格。合格者の最年少は3歳(12級)で、最年長は73歳(3級および7級)。過去最高齢の89歳が受検したという。

 数学検定の受検者は年間30万人を超え、実施する学校や教育機関は13,000団体を超えているという。また、日本国内に留まらず、インドネシアやフィリピン、カンボジアでも実施されている。

 このうち個人受検とは、学校等の団体で行うものとは別に、日本数学検定協会が設定した会場で一般を対象に、毎年4月、7月、11月(あるいは10月)の年3回実施されているもの。2012年7月は、12,086人が申し込み、生年月日がわかる12,069人のうち10歳代が全体の75%を占めている。また70〜80歳代が26人受検しており、同財団では「各階級の最年長合格者を見ると生涯学習の進展の様子が伺える」としている。
《田村麻里子》

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