ワオ、「オンライン家庭教師」九州指導センター開設

 ワオ・コーポレーションは、ICT(情報通信技術)を使った「オンライン家庭教師」の九州指導センターを、10月1日に福岡天神に開設すると発表した。

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ワオ オンライン家庭教師
  • ワオ オンライン家庭教師
  • 手書き解答に先生が添削・指導
  • アノトペンとノートで書き込む
  • 先生は現役の東大・京大・九大生とプロ講師
 ワオ・コーポレーションは、ICT(情報通信技術)を使った「オンライン家庭教師」の九州指導センターを、10月1日に福岡天神に開設すると発表した。

 オンライン家庭教師とは、ペン先に小さなカメラを内蔵したアノトペンでノートに書いた手書き文字を、生徒・先生双方が共有しながら学習を進めるというもの。先生は、現役の東大・京大・九大生とプロ講師。ノートとペンで勉強するので、場所を選ばないのが特徴という。

 生徒は、指導前に専用のデジタルペンを用いてノートで問題を解く。デジタルペンを専用フォルダーに差し込めば、離れた場所で指導する先生に手書きデータが送られ、それをもとに指導を受けることができるという。通常の学習と同様に、図書館やカフェなど、学習場所や環境を選ばずに学習を行える。

 ペンには、文字や図・グラフなどのデータだけでなく、時間も記録される。解答プロセスのどの部分で困ったのか、どの問題に時間がかかったのかなど、生徒が一人で学習しているときの状態を先生が把握でき、それを成績向上、学力向上に活かすことができるという。
 
 指導時には、パソコンの画面に生徒の手書きの解答がデータ化されて映し出される。先生は解説を声で伝えると同時に、生徒の答案に文字や図・グラフなどを書き込むことができる。生徒がさらに書き足すことも可能で、すべてのやり取りがリアルタイムで共有できる。
《水野こずえ》

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