「勉強しても使えない」英語教育に約9割が不満

教育・受験 学習

日本の教育制度に満足しているか
  • 日本の教育制度に満足しているか
  • 日本の教育制度の具体的な不満点
  • 日本の英語教育に満足しているか
  • 日本の英語教育の具体的な不満点
  • 子どもにグローバルな視点を持って欲しいか
  • 子どもに国際競争で戦える能力を身につけさせたいか
  • 国際競争で戦える能力を身につけるために必要な英語教育
  • 海外留学をさせたいか
 日本の英語教育に約9割の親が不満を抱いており、勉強しても実用英語が身につかないことが最大の不満点であることが、楽天リサーチが11月21日に発表した「日本の英語教育に関する調査」より明らかになった。

 同調査は、11月5日~6日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター約225万人の中から、未成年の子どもを持つ16歳~69歳の男女計1,000人を対象にインターネット調査を実施した。

 日本の教育制度に満足しているかどうかについて、「満足している」26.0%、「満足していない」74.0%と、7割以上が教育制度に何らかの不満を抱いていることがわかった。

 具体的な不満点について、もっとも多かったのが「教員の教育レベルの低下」63.0%、次いで「学級崩壊、校内暴力、不登校等の増加」51.9%、「学費負担」47.8%、「閉鎖的な学校の対応と教師の負担」47.6%、「学生の学力低下」47.6%の順に多かった。

 日本の英語教育に満足しているかどうかについて、「満足している」13.4%、「満足していない」86.6%と、英語教育に対する満足度は、教育制度全体に対する満足度よりも低かった。

 具体的な不満点のトップ3が「実用的な英語力が向上しない授業内容」68.8%、「英語を話す機会が少ない」66.4%、「受験英語と実践英語の乖離」60.2%で、いずれも「勉強しても使えない」ことへの不満という点で共通している。4位以下は「教員の英語力・指導力が低い」42.6%、「異国文化などさまざまな英語に触れる機会がない」40.9%などの回答が続いた。

 自分の子どもにグローバルな視点を持って欲しいかどうかについて、「はい」93.6%、「いいえ」6.4%と、9割以上がグローバルな視点を持って欲しいと願っている。

 自分の子どもに国際競争で戦える能力を身につけさせたいかどうかについて、「やや思う」32.0%、「思う」29.3%、「かなり思う」22.0%の合計が83.3%となった。83.3%の回答者に、「国際競争で戦える能力を子どもに身につけさせるためにはどのような英語教育が必要だと思うか?」と尋ねたところ、もっとも多かったのが「ネイティブや専任教師、国際経験のある教師の積極的な採用」54.4%、次いで「受験英語から実践英語に授業・勉強方法を切り替える」52.8%、「英会話に重点を置く」51.5%の順に多かった。

 国際競争に勝てる人材に育てるために、海外留学をさせたいかどうかについて、「はい」33.1%、「いいえ」17.0%、「わからない」49.9%だった。「はい」と回答した人に、海外留学の期間を聞いたところ、もっとも多かったのが「1年以上2年未満」42.0%、次いで「半年以上1年未満」20.8%、「2年以上3年未満」16.6%の順に多かった。

 学校以外の教育機関で英語を学ばせているかどうかについて、「はい」20.5%、「いいえ」79.5%と、学校の英語教育に不満はあっても、それ以外の手段で英語を学ばせていない親が8割にのぼることがわかった。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)