文部科学省は12月7日、2013年度医学部入学定員の増員計画について発表した。これまでと同様に「地域枠」「研究医枠」「歯学部振替枠」の3つの枠組みで増員を認めるとしている。 医師の養成についてはこれまで、1982年と1997年の閣議決定により、医学部の入学定員を7,625人まで抑制していた経緯があった。その後、近年の医師不足に対応するため、2008年度より入学定員を増員している。 2008年度については、医師不足が深刻な10県と医師養成総数が少ない2県などで計168人の増員。2009年度は693人、2010年度は計360人、2011年度は77人、2012年度は68人の増員。5年間で計1,366人を増員し、現在の定員は8,991人となっている。 2013年度については、2010年度~2012年度と同様の枠組みで、地域の医師確保などの観点から、「地域医療への従事を条件とした、奨学金と選抜枠の設定を行う大学の入学定員の増員(12大学、39人増員)」「複数大学の連携により研究医養成の拠点を形成する大学の入学定員の増員(5大学、9人増員)」「歯学部入学定員を減員する大学についての医学部入学定員の増員(1大学、2人増員)」の3つの枠組みで増員を認めるとしている。 また、2013年度入学者から、十分な教育環境を整えることができる大学においては、現行基準の上限の定員125人を超え140人までの増員を認めている。 増員期間は、2019年度までとしており、それ以降は、その時点の医師養成数の将来見通しや定着状況を踏まえて判断するとしている。
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