【e絵本】ゴロゴロしながらコミュニケーション「こどもあやとり」

 年末年始のお休みに入り、一家だんらんの時間を過ごすファミリーが多いこの時期。新しい年への期待もありつつ、おおっぴらに“ぐうたらしてもいいよ”という雰囲気がなんとなく漂っていて、筆者は大好きです(笑)!

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こどもあやとり
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 年末年始のお休みに入り、一家だんらんの時間を過ごすファミリーが多いこの時期。新しい年への期待もありつつ、おおっぴらに“ぐうたらしてもいいよ”という雰囲気がなんとなく漂っていて、筆者は大好きです(笑)!

 そんな貴重な時間だからこそ、大胆にのんびりしたいもの。けれど、せっかくだから親子の思い出も残したい…と、欲張りな気持ちになってしまったママ、パパ。では、さっそくその願い、アプリで叶えちゃいましょう。

 今年最後の今回ご紹介するのは、「こどもあやとり」。iPad対応、85円。センタウェーブより配信中。

 なにも、遠出しなくたっていいのです。こたつでゴロゴロ、日ごろの疲れをとりながら、親子でアプリにあやとりを教えてもらおうではありませんか。

 画面を開くと準備されているのは、「かえる」「はしご」「ほうき」などの基本的な技が8個と、「やま」から「たんぼ」、「かわ」…と続けて形を変えていく連続技の計9個。実際にあやとりをしている手の写真で順序が示されるのと、「こうやってとろう」と途中過程を丁寧に見せてくれるのとで、「途中がよくわからなくて断念」というありがちな状態に陥ることなく、遊びに没頭できます。

 特筆したいのは、あやとりのエンタテインメント性。このアプリ内でも、最後にマジックのようにスルスルと結びが解けていく「ゆびぬき」や、相手の腕を使って遊ぶ「うでぬき」などがあります。

 そういう技の存在を知ると、あやとりが決してひとり遊びだけではなく、コミュニケーションの道具としても有効だとわかるはず。ぜひ親子で練習して、マスターしてみてください。家だからこそ堪能できる遊びで、年末を楽しく過ごしてはいかがでしょう?

 今年も一年、おつきあいいただきありがとうございました。それではみなさん、よいお年を!
《てらしまちはる》

てらしまちはる

ワークショッププランナー/コラムニスト/絵本ワークショップ研究者。東京学芸大学個人研究員。2022年3月に単行本『非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180』(秀和システム)を刊行。絵本とワークショップをライフワークとしている。アトリエ游主宰。

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