東京都、インフルエンザ流行注意報発令

 東京都は1月17日、都内のインフルエンザ流行が注意報レベルに達したと発表した。1月7日から1月13日までの患者報告数は定点あたり14.3人。都内の今シーズンのインフルエンザウイルス検出状況は、AH3(A香港型)が90%以上を占める。

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都内におけるインフルエンザ患者報告数(インフルエンザ定点報告)過去5シーズン
  • 都内におけるインフルエンザ患者報告数(インフルエンザ定点報告)過去5シーズン
  • 集団感染事例報告数(施設別)および定点報告数
  • 都内学校等におけるインフルエンザ様疾患による臨時休業報告
  • 都内学校等におけるインフルエンザ様疾患による臨時休業報告インフルエンザウイルス検出状況
  • 東京都の発表
 東京都は1月17日、都内のインフルエンザ流行が注意報レベルに達したと発表した。1月7日から1月13日までの患者報告数は定点あたり14.3人。都内の今シーズンのインフルエンザウイルス検出状況は、AH3(A香港型)が90%以上を占める。

 都内411か所のインフルエンザ定点医療機関より報告された、2013年第2週(1月7日~1月13日)の患者数は、定点あたり14.3人となった。定点あたり10人を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合に注意報が発令される。

 患者報告数が定点あたり10.0人を超えたのは、都内31保健所中25保健所で、管内人口の合計は、東京都全体の87.0%にあたる。

 インフルエンザ対策のポイントとして、「こまめな手洗い」「休養・栄養・水分補給」「適度な室内加湿・換気」などが挙げられる。東京都感染症情報センターのウェブサイトでは、予防のポイントを詳しく紹介している。

 今後、大きな流行へと拡大する可能性があるため、インフルエンザの予防・拡大防止に注意を払うことが重要という。
《工藤めぐみ》

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