今年の就職戦線は「厳しい」66.2%、前年より減少…1/1現在の就職活動状況

 ディスコは1月18日、学生の1月1日現在の就職活動状況に関する調査結果を発表。12月広報開始2年目となる今年は、就職戦線を「厳しい」と見る学生が大多数だが、前年よりは減少した。また、オンラインセミナーなど、今時らしい就職活動も見られた。

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就職戦線の見方の推移
  • 就職戦線の見方の推移
  • エントリー社数の平均
  • セミナー・会社説明会参加社数
  • オンラインセミナー視聴社数
  • 自主的なOG・OB訪問の有無
  • 就職先企業を選ぶ際に重視する点
 ディスコは1月18日、学生の1月1日現在の就職活動状況に関する調査結果を発表。12月広報開始2年目となる今年は、就職戦線を「厳しい」と見る学生が大多数だが、前年よりは減少した。また、オンラインセミナーなど、今時らしい就職活動も見られた。

 同調査は、2014年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に実施し、1,655人が回答。インターネットで2013年1月1日(火)〜7日(月)の期間に調査した。前年同期調査と比較するなどして、年内の動きを分析したという。

 今年の就活生に、就職戦線が1学年上の先輩たちと比べてどのようになるかの見通しを聞いたところ、「非常に厳しい」「やや厳しい」は合計で66.2%となった。多数を占めたものの、前年同期の調査での84.9%に比べると18ポイント以上減少している。とりわけ「非常に厳しい」は20.8%で前年の半数以下、「やや楽」は前年の15.1%から33.4%に増加。

 脱・氷河期といわれた2008年卒者では「楽」との見方が7割を超え、リーマンショック後最初の就活生2010年卒社は「厳しい」が9割近くに達するなど、学生の就職戦線の見方は就職環境(企業の採用意欲)を如実に表しているという。

 1月1日時点で企業にエントリーした学生は98.1%。エントリーは一人あたり平均49.5社、セミナー・会社説明会には平均25.0社に参加と、いずれも前年より増加。オンラインセミナー(WEBセミナー)についても動向を調査しており、「視聴したことがある」と回答した学生は39.6%。約半数が、視聴社数は「1社」と回答するも、平均視聴社数は4.7社。「5社以上」と多く視聴している層が押し上げた結果と見える。また、自主的なOG・OB訪問は年々減少傾向にあり、今回は17.0%となった。

 1月1日時点で企業にエントリーシートを提出した学生は全体で32.2%。提出社数は平均4.3社で前年より1.4社上回り、10月スタートだった前々年よりも多い。企業のエントリシート受付開始が早まっているのが大きな要因のようだ。就職先企業を選ぶ際に重視する点は「将来性がある(前年2位)」がトップ、次いで「仕事内容が魅力的(前年3位)」「職場の雰囲気がよい(前年1位)」が続いた。「教育・研修制度が充実している」「福利厚生が充実している」などが前年よりポイントが上がっており、安定志向が垣間見えるという。

 同社の分析によると、セミナーやエントリーシート受付の前倒しなど企業側の積極的な姿勢に誘引され、今期の学生は早々に企業と実際に接触、早いペースで就職活動が進んでいるようだ。
《黄金崎綾乃》

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