立命館大学は、びわこ・くさつキャンパスの図書館を2月3日から3月31日まで、近隣在住の高校生・中学生を対象に無料開放する。図書館の無料開放は、地域連携と社会貢献の一環として、大学の知的資源を地域住民に還元することを目的に昨年度も実施しているという。 公開する図書館は、びわこ・くさつキャンパスのメディアセンター(理工学・情報理工・生命科学・薬学分野の図書館)およびメディアライブラリー(経済学・経営学・スポーツ健康科学分野の図書館)。 対象は、滋賀県下および近隣府県の高校生・中学生(在校生に限る)。各図書館カウンターで、利用者本人が生徒証(生徒手帳)を提示し、所定用紙に必要事項を記入することで利用できる。利用範囲は、自習および立命館大学図書館資料の閲覧・コピーとなっている。 国公立大学の図書館では、在学者以外でも入館できることが多い一方で、私立大学においては在学生または卒業生などに入館を限定している大学が主流だ。中高生に文献を公開するだけでなく、新たな学びの場を提供するといった面でも、魅力的な企画だろう。◆2012年度春期 立命館大学図書館中・高校生図書館公開公開する図書館:びわこ・くさつキャンパスメディアセンター(理工学・情報理工・生命科学・薬学分野)、メディアライブラリー (経済学・経営学・スポーツ健康科学分野)期間:2月3日(日)〜3月31日(日)休館日:2月11日(祝)、3月21日(祝)両館2月20日(水)、3月26日(火)メディアセンターのみ2月21日(木)、3月27日(水)メディアライブラリーのみ開館時間:図書館ホームページを参照対象:滋賀県下および近隣府県の高校生・中学生(在校生に限る)