短期集中アプリ開発イベント「ハッカソン」で中高生チームが特別賞を受賞

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 Evernoteは、トヨタIT開発センター、ぐるなび、Mashup Awards運営事務局の協賛で短期集中アプリ開発イベント「Evernote Hackathon(エバーノートハッカソン)」を1月25日から27日までの3日間開催した。大人に交じって参加した中高生チームは、特別賞を受賞した。

 ハッカソンとは、さまざまな技能をもつエンジニアが集まり、その場でチームを組んで新たなサービスやアプリを開発するというもの。日本では初めての開催となった今回は、「クルマがある日常生活を充実させるためのアプリケーション/サービス」をテーマに20のアプリ・サービスが開発された。参加したのは、ベンチャー企業や大企業のエンジニア、デザイナー、製品企画者と4名の中高生。

 アプリやサービスの開発時間は、1月25日の19時から27日の9時までに制限されており、アプリの提出後に開発したサービスの発表会が開かれた。その中からベストハック賞、ベストコンセプト賞、各企業賞、特別賞が選出された。ベストハック賞に選ばれたのは、目的値を指定すれば好みに合わせて寄り道を提案してくれるアプリ「無限ルート」。iPad Mini、iPod touch、Nexus 7などが賞品として渡された。

 中高生が開発した「CarPic」は、特別賞を受賞。車で通った経路で絵を描き、それを見せ合って楽しむ同アプリは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の古川享教授が「中学生・高校生によるチームの新しい発想、努力、そして大人をも引き込む力を感じた力作」と評価した。

 参加した高校1年生の矢倉大夢くんは、イベントを通じてチームで開発することの難しさと楽しさを改めて実感したと話す。また、「ウェブとアプリの分担や、アプリ内でも機能による分担がいい感じにできたので、3日目には始めに想定していたものの何倍も良い出来になっていて、自分でもおどろきました」とアプリにも満足できたようだ。特別賞の受賞に関しては、「古川先生に特別賞をいただけてとっても嬉しかったですし、光栄に思っています」とコメントした。

 ハッカソンに参加した中高生は、中高生向けのITキャンプを行うLife is Tech!(ライフイズテック)の生徒たちだ。ITキャンプなどでiPhoneアプリ開発、Androidアプリ開発、アニメーションデザイン、ゲームデザインを学び、ハッカソンに参加したという。中高生のハッカソン参加について同社の水野雄介代表は、「世界の壁を感じながら、開発の、ものづくりの楽しさを感じることができた3日間になったのではないか」と話す。また、「こういった経験、社会とのつながりを通じ、世界に羽ばたいていってくれたら」と参加した生徒への期待を膨らませていた。
《湯浅大資》

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