大阪市教育委員会は18日付けで、桜宮高校のバスケットボール部男子生徒が体罰を苦に自殺した問題で、同高の校長に市教委の大継章嘉指導部長が兼任する人事を発表した。 市教委では、民間からの校長登用を検討してきたが、適任者を見つけることはできず、3月までの暫定措置として、大継氏が兼務することとなった。 また、校長に準ずる権限を持つポストとした新設した准校長には、市立大阪ビジネスフロンティア高校の瀬村明彦教頭(55)が就任。さらに、教頭を2人に増員し、市教委の角芳美指導部指導主事(48)が就任した。 同日午後、新校長らは、同校改革担当顧問として招聘した元バレー全日本女子代表監督・柳本晶一氏らとともに、桜宮高校全校集会であいさつを行った。