幼少期からの英語教育にも注目が集まっている一方で、英語はあくまでも伝達手段にすぎず、それを活用できる能力の醸成が課題となっている。同事業では、国際バカロレア認定校の1つである東京インターナショナルスクールが構築した「英語で学ぶカリキュラム」を、住友商事のマーケティング力を活かして全国に事業展開していくという。
2013年4月に東京都内の中目黒と三田の2か所で、学童保育と幼児園を開所し、グローバル人材育成のモデル校と位置付ける。これら2校で開発したカリキュラムを、学習塾や学童保育事業者、英会話スクール、幼稚園、小学校などを対象に住友商事が独占的に販売していくという。
吸収力の高い3歳~10歳の幼児・児童期の子どもを対象に、英語力だけでなく世界で活躍するうえで必要なスキルを身に付ける機会を提供する。利用料は、学童保育が月額10万円(14時~19時まで、週5日通学)、幼児園が年額94万円(9時~14時まで、週5日通園)で、延長保育料金は別となっている。