自分のために使えるお金、専業主婦ママはフルタイム勤務ママの約半分

博報堂こそだて家族研究所は、母親の就業状況に応じた消費についてまとめた「ママのワークスタイルと消費」レポートを作成した。

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過去5年以内に購入した商品について、誰が中心になって商品を選んだか
  • 過去5年以内に購入した商品について、誰が中心になって商品を選んだか
  • 1か月に「自分のために使えるお金」(おこづかい)
博報堂こそだて家族研究所は、母親の就業状況に応じた消費についてまとめた「ママのワークスタイルと消費」レポートを作成した。

今回のレポートは2012年9~10月に実施した調査をまとめたもので、対象を「フルタイムで働くママ」「パート・アルバイトで働くママ」「専業主婦ママ」と3つのワークスタイルに大別し、消費傾向にどのような差があるのかを分析した。

レポートによると、1か月に「自分のために使えるお金」(おこづかい)は、フルタイムママが平均2万6725円に対して、パート・アルバイトママは1万5562円、専業主婦ママが 1万4942円。毎月1万5000円以上使える人が、フルタイムママは6割なのに対し、パート・アルバイトママ、専業主婦ママは3割未満と、フルタイムママとその他のママで大きく差がついた。

一方で、1か月に「実際に自分のために使った金額」の平均は、フルタイムママが1万8716円、パート・アルバイトママが1万0769円、専業主婦ママが9919円。フルタイムママが使っている金額が専業ママが使っている金額の2倍近い結果となった。

また、過去5年以内に購入した商品について、誰が中心になって商品を選んだかを聞いたところ、自動車やテレビなどの白物家電以外の製品でも40~50%はママが関わって購入していることが分かった。特にフルタイムママは「自動車」については 17.0%(パート・アルバイトママ 12.5%、専業主婦ママ 10.0%)が、「デジタルカメラ・ビデオ」については33.5%(パート・アルバイトママ 23.2%、専業主婦ママ 23.2%)が、「ゲーム機」については23.0%(パート・アルバイトママ 15.2%、専業主婦ママ 18.8%)が「主に自分が選ぶ」と回答。自動車では「夫婦で選ぶ」(33.6%)も加えると、5割以上のフルタイムママが、「自動車の購入」に関わっていることが分かった。

フルタイム勤務のママさん、半数以上がマイカー購入に関与…博報堂調べ

《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》

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