岐阜県が幼児向け防災教育アプリ「そなえもん」を無料配信

 岐阜県は、iPhone用幼児向け防災教育アプリ「そなえもん」を開発し、先月より無料で配信している。ゲーム感覚で楽しみながら、防災アクションを身につけることができる。

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幼児向け防災教育アプリ「そなえもん」
  • 幼児向け防災教育アプリ「そなえもん」
  • 実際のゲーム画面
 岐阜県は、iPhone用幼児向け防災教育アプリ「そなえもん」を開発し、先月より無料で配信している。このアプリは、「GIFU・スマートフォンプロジェクト」で実施する、緊急雇用創出事業臨時特例基金(地域人材育成事業)を活用した人材育成事業の研修生が、研修の一環として、「岐阜県に関するアプリ」というテーマから企画・開発したものだ。

 岐阜県が平成23年度に実施した「保育所等防災体制強化事業」で作成した「幼児向けの防災教育カードゲーム」を、iPhone用アプリ「そなえもん」として開発。昨年の「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」に向け開発された「ミナモアプリ」、2月にリリースした「FC岐阜アプリ」に続き、岐阜県版スマートフォンアプリの第6弾として、先月より無料で配信されている。

 このアプリではiPhone上の動作や音・アニメーションにより、ゲーム感覚で楽しみながら、より効果的に防災アクションを身につけることができる。「そなえもん」と「ぬかりなし」というアニメキャラクターが台風や地震、大雪などのステージごとにどんな行動をしたらいいのかをクイズ形式で出題。火事の場合、そなえもんの口をハンカチで押さえるつもりで長押しすると正解し、「わざ」を覚えたことになる。わざをためるとゲームができ、友達と対戦することも可能だ。

 岐阜県は今後、このアプリを活用し、県がスマートフォンアプリ開発の一大拠点であることを広くPRするとともに、県民の防災意識の向上に繋げていきたい考えだ。
《田邊良恵》

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