インターネットによる選挙運動解禁に伴い、Amebaが政治家の情報発信を支援

 サイバーエージェントは15日、同社が運営する「Ameba」において、政党や政治家の活動を支援する取り組みを推進する方針を発表した。「Ameba政治家ブログ」では、現在540名(4月1日時点)の政治家がオフィシャルブログを開設している(うち現職国会議員は143名)。

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 サイバーエージェントは15日、同社が運営する「Ameba」において、政党や政治家の活動を支援する取り組みを推進する方針を発表した。「Ameba政治家ブログ」では、現在540名(4月1日時点)の政治家がオフィシャルブログを開設している(うち現職国会議員は143名)。

 4月12日に、衆議院本会議において、公職選挙法改正案が採決された。これにより、2013年夏に実施される参院選より、インターネットによる選挙運動が解禁される。「Ameba」では、政治家によるインターネットを活用した情報発信やインターネットユーザーとのコミュニケーションを支援する取り組みとして、2010年4月より『Ameba政治家ブログ』を運営しているが、今回あらためてさまざまな取り組みを開始する。

 具体的には、「『Ameba政治家ブログ』でのオフィシャルブログ開設の支援」「ライブ動画配信サービス「AmebaStudio」における政治をテーマにした新レギュラー番組の配信」「仮想空間『アメーバピグ』でのアンケート調査や政治座談会の開催」「政党によるインターネットプロモーションの支援」を予定している。

 あわせて「Ameba」ではユーザーを対象にアンケートを実施(有効回答数16,142件)。それによると、選挙の際に、投票判断するためにインターネットで政党や候補者の情報を調べたことがある人は約半数、ネット選挙解禁により、ネット上での政治・選挙活動が行われることで政治への関心・理解が高まると回答した人は72%だった。また、2012年12月の衆議院選挙で投票していない人のうち、約60%が「ネット選挙解禁により関心・理解が高まれば選挙に行く」と回答した。「政党や政治家を理解するのに見たいソーシャルメディア」としては、ブログ、次いで、YouTube、Twitterの順となっており、74%の人が「政党や政治家によるブログでの発信があれば、政策を知る機会が増える」と回答している。


Ameba政治家ブログ
http://seiji.ameba.jp/

サイバーエージェント、ネット選挙解禁を受け「Ameba」の取り組みを拡充

《冨岡晶@RBB TODAY》

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