日本の高校生、国際学生科学技術フェアで初の部門最優秀賞

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参加した日本代表団
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  • 部門最優秀賞を受賞した田中さん(中央)
 5月12日~17日に米アリゾナ州フェニックスで開催された「国際学生科学技術フェア2013(Intel ISEF)」で、千葉県立千葉高校2年の田中堯(ぎょう)さんが、地球惑星科学部門で1等賞と最優秀賞に輝いた。日本代表の高校生が、部門の最優秀賞を受賞するのは初めて。

 田中さんは、「微小貝は古環境指標として有用か」をテーマに発表。千葉県市原市瀬又の下総層群薮層から産出した微小貝の種類と保存状態を調べ、地層の古環境分析においてこれまで活用されていなかった微小貝の化石が、古水深の指標となりうることを提案した。

 日本初の部門最優秀賞に選ばれた田中さんは、「今までとった中で最高の賞をいただいた。これから自分の研究を発展させていくモチベーションになる非常にいい機会だったと思う。これからも研究は続けていきたい」と、喜びを語った。2011年には、田中さんの姉、里桜(りおう)さんも同部門3位に入賞している。

 このほか、「動く棒が水面に描く波模様の研究」について発表した佐藤友彦さんと四茂野貴大さん(広島県立府中高校)が、特別賞を受賞し、佳作に入選した。

 ISEFは、高校生らを対象にした世界最大の科学コンテスト。インテルがメーンスポンサーを務める。今回も世界70以上の国や地域から高校生ら約1,600人が参加、研究成果を披露した。日本からは、「高校生科学技術チャレンジ」や「日本学生科学賞」で上位入選を果たした6プロジェクト8人の高校生が参加した。
《奥山直美》

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