分子をテーマにしたカードゲーム「Chemistry Quest(ケミストリークエスト)」が東京おもちゃショーに出展されている。カードゲームを通じて分子の性質や化学統合を学べる同玩具を考案したのは、現役中学生でケミストリー・クエスト社の取締役社長を務める米山維斗くんだ。 6月13日に開幕した「東京おもちゃショー2013」の幻冬舎エデュケーションブースに展示されていたのはケミストリークエスト。原子カードを使って分子を作っていくというシンプルな対戦カードゲームだが、カードゲームを楽しむ過程で分子の結合システムを学ぶことができるという教育要素の高さが興味深い。 同カードゲームは、約4万部を売り上げた上iPhoneアプリとしても提供されているという。ゲームを考案したのは、現役中学生の米山維斗くん。小学生時代に考案し、現在はケミストリー・クエスト社の取締役社長を務めるという。 対象は6歳以上と内容に対し対象年齢が低い気もするが、ゲーム要素が多いところが魅力なのだろう。モンスターを統合するような感覚で分子の化学的性質を学ぶことができるのが特徴だ。 幻冬舎エデュケーションの展示ブースでは、ケミストリークエストのほか、40万部以上を売り上げているという「どうぶつしょうぎ」も展示されていた。6歳以上を対象とした同知育ゲームは、将棋を子ども用にアレンジしたもので、3×4の計12マスから楽しめるのが特徴だ。 東京おもちゃショーの一般公開日にあたる6月15日には、つるの剛士が「どうぶつしょうぎ」で対局する企画も予定されているという。ケミストリークエストやどうぶつしょうぎ、今の知育玩具を楽しんでみるのもよいだろう。