集英社が東大と公開講座共催、講師は荒木飛呂彦さんと川上未映子さんら

集英社は国内を代表する出版社として様々なジャンルを手掛けている。そんな出版の幅広いネットワークを持つ同社が、東京大学文学部と公開講座を共催することになった。

生活・健康 その他
小説、文学からマンガ、ノンフィクションまで、集英社は国内を代表する出版社として様々なジャンルを手掛けている。そんな出版の幅広いネットワークを持つ同社が、東京大学文学部と公開講座を共催することになった。
集英社と東京大学文学は「ことばを読む ひとを知る」を共催、2013年9月19日月より東京大学・本郷キャンパスで開講する。土曜日と、日曜日の午後に講義を設けて、合計12回の本格的なシリーズとする。

東京大学の公開講座は、歴史、文学、思想、芸術などの分野での研究成果を広く伝える目的で設置さされている。広く門戸を開き、東京大学文学部の教員や名誉教授が講義を行う。今回は本の根幹になる“読む”という行為にスポットを当てているのがユニークだ。
各講義のテーマは、日本文学、アメリカ文学、フランス文学、美術史、演劇、映画などにいたる。幅広い“ことば”が取りあげられる。

なかでも話題を呼びそうなのは、“ことば”の作り手自身が教壇に立つふたりの特別招待講師だろう。マンガ家・荒木飛呂彦さんと作家・川上未映子さんである。
荒木飛呂彦さんは「漫画のセリフについて」と題して第4回に、川上未映子さんは「人が人に物語ることについて」ついてと題し第9回に講義をする。受講者にとっては興味深いものになるに違いない。
荒木飛呂彦さんは『ジョジョの奇妙な冒険』の代表作で知られる。数々の印象深いセリフ遣い、ケレンみたっぷりの文字表記などが人気だ。川上未映子さんは、小説、詩の作者、女優、ミュージシャンと多彩な分野で活躍する。言葉を創る現場からの講義に注目だ。

講義は9月29日スタート、全12回で3月15日まで続く。時間はいずれも14時から15時40分だ。講義とあっ時間もたっぷりと取られている。
受講資格は高校生以上、全12回まとめて受講する必要がある。定員は150名、7月21日から8月15日まで応募を受けつける。受講料、登録料とも無料だ。応募方法は、7月21日より集英社サイトにて掲載される。出版社が共催する文学講座が人気を集めそうだ。

集英社 http://www.shueisha.co.jp/

公開講座「ことばを読む ひとを知る」
講義日程: 2013年9月29日(日)~2014年3月15日(土)
土、日曜日(計12回)
講義時間: 14時~15時40分
定員: 150名
受講資格は高校生以上
全1 回一括登録が必要
応募期間: 7月21日~8月15日

集英社、東京大学と公開講座共催 荒木飛呂彦さんら教壇に立つ

《animeanime》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top