TOEFLテストの導入教育機関、全世界で9,000を突破

 TOEFLテスト作成団体である米Educational Testing Service(ETS)は9月4日、TOEFL iBTテストを利用する大学や高等教育機関が全世界で9,000を突破したと発表した。

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 TOEFLテスト作成団体である米Educational Testing Service(ETS)は9月4日、TOEFL iBTテストを利用する大学や高等教育機関が全世界で9,000を突破したと発表した。

 TOEFLテストは、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国をはじめ、アジアやヨーロッパなど130か国以上の大学や大学院が入学審査に利用。同テストは学業において「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を複合的に使用できるかを測定するもので、ETSが実施するTOEFLテスト、TOEICテストの2012年受験者は合計800万人にのぼるという。

 TOEFLテストを導入する大学や高等教育機関は世界中で増加し続けている。最近、同テストを導入した大学・大学院には、オーストラリアのトップスクールで構成された大学群「グループ8」、英国を代表する大学で構成される「ラッセル・グループ」、U.S. News & World Report誌が発表した2013年版米国内の大学ランキングのトップ100校が含まれているという。

 「グループ8」の一角、豪アデレード大学のインターナショナル・オフィス ディレクターのジョアン・バーカー氏は、「TOEFLテストは、学生の英語運用能力の審査において私たちが高い信頼をおいている秀でたツールだ。TOEFLテストの強みはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つの技術を組み合わせていること。英語能力の習熟度を測定する信頼できる指標ととらえている」とコメントしている。
《水野こずえ》

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