オンライン学習教材が低所得世帯の子どもに与える効果を調査開始、すららネット

 すららネットは9月17日、オンライン学習教材を使った子どもたちへの学習サポートの効果を調査する、産学共同研究プロジェクトを開始すると発表した。オンライン学習教材が、教育格差とそれが生み出す悪循環を断つ一助になるかを検証する。

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 すららネットは9月17日、オンライン学習教材を使った子どもたちへの学習サポートの効果を調査する、産学共同研究プロジェクトを開始すると発表した。オンライン学習教材が、教育格差とそれが生み出す悪循環を断つ一助になるかを検証する。

 同プロジェクトは、オンライン学習教材「すらら」の提供などを行うすららネットが、東京大学と、東北で学習サポートや経営支援を行うアスイクやWiAと共同で行うもの。オンライン学習教材を使った学習サポートが、低所得世帯の子どもたちに与える学力向上効果や内面的な変化を調査し、将来はその社会的な価値までを考察する。

 日本の子どもの相対的貧困率は先進国の中でも高い。6月には子どもの貧困対策法が国会で成立、今後、教育支援や保護者の就労支援などの対策が盛り込まれていく。同プロジェクトも、オンライン学習教材の有用性と費用対効果を計測することで、教育格差が生み出す悪循環の解消を目指す。

 調査では、オンライン学習教材を使った中学生への学習サポートとかかるコスト、子どもにもたらす学力向上や内面の変化といった中短期の効果を、定量的に計測する。将来的には、高校進学率・中退率、生活困窮率への影響といった中長期的・長期的効果なども考察していく。
《宮坂 英里》

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