約60種類の花粉が花粉症を引き起こす、政府広報オンラインが対策方法を紹介

 猛暑の夏が終わり、ようやく過ごしやすい秋が到来した今日。日本ならではの紅葉を満喫できるベストシーズンではあるが、“花粉症”の人にとっては、気が抜けない時期に突入したといえるかもしれない。

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環境省の花粉飛散情報をチェックして、早めの治療と日常生活の対策に役立てよう(イラスト:政府広報オンラインより)
  • 環境省の花粉飛散情報をチェックして、早めの治療と日常生活の対策に役立てよう(イラスト:政府広報オンラインより)
  • 花粉症カレンダー(資料提供:鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会)
  • 環境省のWebサイト「花粉観測システム(愛称:はなこさん)」
  • 「特定非営利活動法人花粉情報協会」のサイト
 猛暑の夏が終わり、ようやく過ごしやすい秋が到来した今日。日本ならではの紅葉を満喫できるベストシーズンではあるが、“花粉症”の人にとっては、気が抜けない時期に突入したといえるかもしれない。

 花粉症の流行を前に、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「政府広報オンライン」は、花粉症に関する情報を公開した。ここでは、同広報室が発表した情報を抜粋して紹介する。

 ■花粉症の原因
 花粉症は、樹木や草花の花粉が原因となり、鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、のどの痛みといった、さまざまなアレルギー症状を起こす病気。花粉症の原因は、スギやヒノキなどがすぐに思い浮かぶが、それ以外にも日本では、シラカンバやハンノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど、およそ60種類の花粉が花粉症を引き起こすと報告されているという。

 ■花粉症の発症や症状の悪化を防ぐポイント
 ・日ごろから睡眠をよくとる
 ・規則正しい生活習慣を身につける
 ・適度な運動をする
 ・風邪をひかない
 ・たばこを吸わない
 ・過度の飲酒をしない
 ※花粉症の発症には、免疫機能の異常が関係しているという情報があるため、正常な免疫機能を保つことが重要とのこと。

 ■花粉シーズンの外出時に気を付けたいこと
 ・マスクの着用…マスクをつけることで、吸い込む花粉を3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を軽くする効果があるとのこと。

 ・メガネを着用…花粉症用のメガネも販売されているが、通常のメガネを使用するだけでもメガネをしていないときより、目に入る花粉量は減少する。

 ・花粉が付着しにくい服装…外出時は、ウールなどの花粉が付着しやすい衣類は避け、綿、ポリエステルなど花粉が付着しにくい衣類を選ぶ。また、頭と顔は花粉が付着しやすい部分だが、帽子をかぶることで頭への花粉の付着を減らす。

 このほか、環境省では、Webサイト『花粉観測システム』で、リアルタイムの花粉の飛散状況を発信していたり、都府県ごとの飛散開始時期を『スギ花粉飛散開始マップ』(特定非営利活動法人花粉情報協会のサイト)で知らせるなど、情報提供を行っている。

花粉症の人は予防・治療・日常対策を!…政府広報オンライン

《ダイエットクラブ編集部》

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