全国中学入試センターは、東京都と神奈川県の2会場で12月1日に開催する「全国公立中高一貫校対策テスト」の申込受付を開始した。また、当日は保護者会を同時開催する。 同テストは、小学6年生を対象とした公立中高一貫校の「適性検査」に向けた対策テスト。高等学校の無償化によりますます人気に拍車がかかる公立中高一貫校では、学力考査を行わないための「適性検査」であるにもかかわらず、実際には学校準拠の内容から逸脱した難易度の高いものになっている傾向があるのだという。 同社ではこうした状況をふまえ、公立中高一貫校を目指す受検生は1回でも多く対策テストを受けておくことが望ましいとしており、6月から12月にかけ年6回同テストを開催し、年間延べ7,000人以上の受検生を集めているという。今回は、今年度最後の対策テストとなる。 テスト後は、各設問ごとに定めた「評価の視点」を基準に採点された成績表が返却される。また、全体の順位と事前に登録した志望校内順位が表示してあり、現在の自分の位置を知る目安となる。 今回の会場は、東京が学習院大学目白キャンパス、神奈川が慶應義塾大学日吉キャンパスとなっている。時間は午前・午後の2回実施予定。申込みは電話、インターネット、日能研各校窓口で受け付けている。 なお、当日各会場にて、「残り60日の学習方法・受検後のことや中学校でのこと」をテーマにした保護者会を同時開催するという。◆全国公立中高一貫校対策テスト【実施日】12月1日(日)【時間】午前/9:15~11:00(9:00集合)、午後/13:45~15:30(13:30集合)【会場】東京/学習院大学目白キャンパス神奈川/慶應義塾大学日吉キャンパス 【内容】適性検査I・II(各45分)【受検料】5,250円【申込締切】電話/11月22日(金)までインターネット/11月24日(日)まで日能研各校窓口/11月30日(土)まで