インフルエンザの予防接種を受けたことがない男女は約3割、男性の1割は予防対策なし

 ソフトブレーン・フィールドは、クレディセゾンとの共同事業として、2月1日にサービスを開始した「レシートで貯める」のアンケートモニターを対象に、インフルエンザ予防に関するアンケート調査を行った。

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これまでにインフルエンザにかかった回数
  • これまでにインフルエンザにかかった回数
  • これまでにインフルエンザの予防接種を受けた回数
  • 今年の予防接種の予定
  • インフルエンザ予防のために行っていること
  • インフルエンザ予防を行わない理由
 ソフトブレーン・フィールドは、クレディセゾンとの共同事業として、2月1日にサービスを開始した「レシートで貯める」のアンケートモニターを対象に、インフルエンザ予防に関するアンケート調査を行った。

 厚生労働省が「今冬のインフルエンザ総合対策」を取りまとめ、11月8日に発表したが、そのような中で消費者のインフルエンザ予防意識の実態について20代から80代の男女4,271人(女性2,594人、男性1,677人)を対象に、11月9日に調査を実施した。

 これまでインフルエンザにかかった回数について聞いたところ、女性は43.45%が、男性は39.77%が、インフルエンザに感染したことがないと回答した。男女で大きく数字が分かれたのが5回以上のインフルエンザ感染経験者で、女性は7.05%に対し、男性は14.19%となった。

 アンケートの回答者に、これまでインフルエンザの予防接種を受けたことがあるかを聞いたところ、5回以上受けたことがあると答えた人が女性は39.94%、男性は45.38%でそれぞれトップとなった。その一方で、予防接種を受けたことがないと答えた人が男女とも3割を占めている。

 今年はインフルエンザの予防接種を受けるのかについて聞いたところ、女性では既に受けた方および受ける予定と答えた方の合計が33.77%、男性では35.78%という結果に。これまで予防接種を受けたことがある人が7割を超えるにもかかわらず、30%台にとどまっている。逆に受けないと答えた方は女性では50.23%、男性では47.76%と半数近い数字を占めた。

 インフルエンザを予防するために行っていることでは、「手洗い・うがいをする」が男女ともにトップとなった。男女で大きく差が開いたのは「マスクをする」、「人ごみを避ける」、「部屋の湿度を保つ」、「こまめに換気する」などの予防行動で、いずれも女性が男性を大きく上回った。

 逆に「特にない」と回答した人は女性では8.44%、男性では13.30%。「特にない」と答えた人に、なぜインフルエンザの予防をしないのかを確認したところ、「しなくてもかからない」、「母親がインフルエンザにかかってもうつらなかったので、私はかかりにくいと思っている」などの理由があった。また、「かかる時はかかる」、「予防接種をしても何をしてもかかるときはかかると割り切っているから」というように、かかるときはかかると割り切っている回答が多数を占めた。

インフルエンザにかかったことはありますか?…インフルエンザ予防に関する調査

《浦和 武蔵》

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