学校裏サイト、不適切行為が調査開始以来最少85件に…東京都教委

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不適切な書き込みに占める各校種の割合
  • 不適切な書き込みに占める各校種の割合
  • 不適切な書き込みのリスクレベル別内訳
  • 不適切な書き込みの内訳
 東京都教育委員会は学校非公式サイト(学校裏サイト)等の11月の監視結果について公表した。不適切な書き込みのうち不適切行為にあたる虐待・暴力被害・飲酒・喫煙等の内容が2009年6月からの調査開始以来もっとも減少し、85件となった。

 この調査は2009年6月18日から都内にある公立学校全校を対象とした学校非公式サイト等の監視を委託により開始し、毎月報告をまとめている。また、特定個人に対する誹謗・中傷、個人情報の不用意な公開など不適切な書き込みについてサイト運営者に対し削除要請を行い、削除履行確認や新たな書き込みの有無など継続的に監視している。

 11月分としては学校非公式サイト等が検出された学校数は158校、そのうち中学校が94校と6割近い。しかし不適切な書き込みに占める校種の割合では高等学校が70.9%と7割以上を占め、次いで中学校が28.8%となっており、高校に上がるにつれ書きこむ内容が不適切になっていることがわかる。

 また検出された書き込みの件数は852件、その内訳としてレベル中が13件で、2か月連続で減少している。さらに検出された不適切な書き込みの件数は今年度でもっとも少ない843件となった。そのうち自身の個人情報を公開が724件で85.9%、不適切行為が85件で10.1%、他人の個人情報を公開が29件で3.4%と続く。

 一見減少したように見える学校非公式サイトだが、最近ではSNS等を使ったトラブルも増えており、そういった状況にどう対応していくのか課題が残る。
《田邊良恵》

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