【高校受験2014】神奈川県立高校特色検査の出題分析と対策…SAPIXまとめ

 進学塾・SAPIXが2013年度神奈川県立高校特色検査の出題分析と対策を発表した。特色検査の出題方針や特徴を具体例をあげて紹介している。

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 進学塾・SAPIXが2013年度神奈川県立高校特色検査の出題分析と対策を発表した。特色検査の出題方針や特徴を具体例をあげて紹介している。

 特色検査の出題方針は県立横浜翠嵐高校を例にあげると「与えられた課題を読み取り、中学校までの学習の成果を教科横断的に活用して、設問に対する答えや自分の考えを記述する」ことにあるという。検査時間が60分という時間から考えると、短時間で回答し、自分の言葉でまとめることが必要とされる。

 特色検査の特徴は各課題が複数の教科を用いて回答する「教科横断」があることだ。また、課題として取り上げられる文章が中学生のうちに目にする機会がないものが多く、検査の際に初めて読むことが、受験生が難問だと感じてしまう部分だという。

 受験生を悩ませ、差をつけたのは「自己表現力」が問われる記述問題だ。与えられた題材を理解したうえで自分の考えをまとめ、具体的に述べていく力を試されているのだろう。日頃から問題意識を持って生活していなければ対応できない「人間力」が問われている問題だという。

 その対策として1つ目は「難問」にもひるまないために日頃から難度の高い難関校の入試問題に積極的にチャレンジし、限界点を高めること。2つ目に現代社会に起きている問題を新聞やテレビのニュースを通して理解し、自分なりの「意見」を持てるようにすること。3つ目に論文を第三者の添削を受けることで意見のブレや、自分の伝えたいことが伝わっているかを知ることだと結んでいる。この3点を踏まえ、あと一歩高みを目指して表現力を磨いていこう。

 SAPIXではほかにも、筑波大学附属駒場高校や東京学芸大学附属高校などの国立大付属高校、開成高校や灘高校などの私立進学校、東京都進学指導重点校、埼玉県立、千葉県立高校、慶應義塾や早稲田、MARCHの大学附属校についても入試対策を掲載している。
《田邊良恵》

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