中学部活の朝練は原則禁止の指針策定…長野県教委

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朝の部活動について
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 長野県教育委員会は「中学生期のスポーツ活動指針(素案)」を策定した。同教委は中学校の運動部の活動に関するあり方を検討しており、県民からも広く意見を聞いていた。指針では、朝練は原則行わないが、例外を認めることを取り入れた。

 昨年11月に、同教委が設置した有識者委員会が「睡眠不足を招き成長に弊害がある」と、「朝の部活動をやめるべき」という報告書をまとめていた。平成24年度、同県の運動部所属の男子中学生が始業前に運動をする実施率は76.3%と全国で1位。女子は53.6%で2位と朝の運動部活の特徴がみられていた。

 今回の指針では、「朝の運動活動は原則として行わない」と明記。ただし、日没が早い時期や競技の練習環境の特性(屋外でのスケート練習、湖上でのボート練習など)で、放課後の練習時間が確保できない場合、朝練習を認める例外を盛り込んだ。

 昨年12月までには「中学生期の適切なスポーツ活動のあり方について」、生徒や保護者、教職員、学校、個人、団体などから1,408件の意見が寄せられていた。朝の運動部活の規制については、「自主参加で行うべき」「一律廃止ではなく活動の幅を持たせるべき」「早朝の活動でのけがや疲労が蓄積して健康に影響」「早寝、早起きの習慣につながる」などがあった。

 同教委は、この指針を活用し、中学生期のスポーツ活動がさらなる発展を遂げ、生徒の健やかな成長へ結びつけたいという。
《田中志実》

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