国立国会図書館、図書館向けデジタル化資料送信サービスを開始

 国立国会図書館は図書館向けデジタル化資料送信サービスを開始した。これにより、デジタル化資料のうち、絶版などの理由で入手が困難な約131万点の資料を最寄りの公共図書館・大学図書館などで利用できるようになる。

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 国立国会図書館は図書館向けデジタル化資料送信サービスを開始した。これにより、デジタル化資料のうち、絶版などの理由で入手が困難な約131万点の資料を最寄りの公共図書館・大学図書館などで利用できるようになる。

 このサービスで利用できる資料は1968年までに受け入れた図書約50万点、明治期以降の貴重書約2万点、2000年までに発行された商業出版されていない雑誌約67万点、そして1991年~2000年度に送付を受けた商業出版されていない論文約12万点に及ぶ。「国立国会図書館デジタルコレクション」のWebサイトで検索対象を「図書館送信資料」として検索することで資料を確認できる。

 送信サービス参加館である全国23館のうち、利用登録している図書館に「国立国会図書館のデジタル化資料の利用希望」の旨を伝えることで利用することができる。また、「インターネット公開資料」47万点については、従来どおり自宅などで閲覧できる。
《田邊良恵》

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