2013年にアルバイトで「金銭や労働環境のトラブル」があったという学生は全国で約12万人にのぼり、「宗教団体のしつこい勧誘に遭遇した」という学生は約13万人、「セクハラ」や「ストーカー被害」も予想以上に多い現状が明らかになった。大学をやむを得ず中退する学生は毎年5万人を超え、先のトラブルがきっかけとなっている事例も少なくないと思われる。
こうした状況を踏まえ、大学時代の危険を多くの学生に知ってもらうことで危険回避になればと2011年2月に「大学生がダマされる50の危険」を発行、本書がその第2弾となる。3年間で学生のリスクも大きく変化し、「リスクリテラシーマニュアル」としての役割を果たしていくため、50の項目を刷新し、最新版とすることで急増するネットトラブルや今後心配される自然災害などにも対応している。
◆「最新対応版 大学生が狙われる50の危険」
発行日:2014年2月3日
著作者:全国大学生活協同組合連合会、全国大学生協共済生活協同組合連合会、三菱総合研究所
発行:青春出版社
価格:926円(税別)
発行日2014年2月3日
主な内容:
【第1章】新入生は特に注意!大学生が狙われる、いまどきの危険
【第2章】スマホ・ネットにひそむ落とし穴
【第3章】自然災害や事故…大学生が陥りやすい事態
【第4章】一人暮らしに付け入る手口
【第5章】日常に隠れたトラブルの芽
【第6章】二十歳になると変わる立場