意外に知らない自転車の選び方や安全に乗るためのメンテナンス方法

 自転車の購入時にもっとも気にすることは、何だろうか。新入学を控え、3~4月は1年でもっとも自転車が売れる時期だという。通学はもちろん、保育園や幼稚園の送り迎えなどのために自転車を購入する人が多いようだ。

生活・健康 交通・クルマ
自転車ジャーナリストの遠藤まさ子氏
  • 自転車ジャーナリストの遠藤まさ子氏
  • 自転車のブレーキテスト、日本車両検査協会東京検査所
  • 自転車のブレーキテスト、日本車両検査協会東京検査所
  • 機械的なブレーキテスト、日本車両検査協会東京検査所
  • タイヤが濡れた状態でのブレーキテスト、日本車両検査協会東京検査所
  • フレームの強度テスト、日本車両検査協会東京検査所
  • フレームの強度テスト、日本車両検査協会東京検査所
  • リフレクターの説明をする日本車両検査協会の担当者
◆近所に行きつけの自転車屋を

 異常に気づいたが、自分ではメンテナンスできない。こんなときに頼りになるのが、自転車安全整備士や、自転車技士がいる近所の自転車屋だ。技術者のいる専門店で自転車を購入していれば、ちょっとした不具合でも、気軽に相談することができる。

 現在は、インターネットや量販店など、自転車の購入方法・場所は多様化している。特にインターネットで購入する自転車は、購入者が組み立てる必要がある場合や、きちんと整備されて出荷されたものかどうか確認することができないため、自転車安全整備士や自転車技士の点検は必須だ。

 自転車の安全利用促進委員会が昨年発表した調査によると、自転車に乗っている時に事故に遭った(遭いそうになった)または事故を起こした経験のある主婦は47.4%。さらに、その原因の7割以上が主婦側にあるという。子どもを乗せて自転車を利用する主婦も多いため、きちんと整備された安全な自転車に乗ることはもちろん、交通ルールをよく知って、安全運転を心がけてほしいと遠藤氏は話す。
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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