リクルートは3月13日、米UDACITYと日本におけるMOOCs「Udacity」の普及活動を目的とした協業契約を締結したと発表した。英語で数多く提供されている講義動画の日本語字幕を制作し、日本語化していくという。 UDACITYは、データサイエンスやモバイル開発、コンピュータサイエンスなど最先端のテクノロジー系の分野でキャリアアップにつながる教育サービスをオンラインで提供。講座のラインナップは、コンピュータサイエンスの入門講座から人工知能などの上級講座までと多岐にわたる。 リクルートではこれまで、MOOCs(大規模公開オンライン講座)情報サイト「Edmaps」上で、MOOCsに関連するニュースの配信を通じて、MOOCsの普及に努めてきた。今回、今後も拡大を続けていくことが予測されるMOOCsの潮流を見据え、米国の有力MOOCsプロバイダーの一つであるUDACITYとの協業を決定したという。 今回の協業において、リクルートはUDACITYが提供する6講座の日本語字幕を制作し、各講座を日本語化。そのほかの講座についても順次日本語化を進めていく。同社では、これまで主に英語で提供されていた「UDACITY」のオンライン講座を日本語でも受講できるようにすることで、日本語を母国語とするより多くの人々にコンピュータサイエンスを中心とした最先端テクノロジーを学習する機会を提供していく。◆リクルートが日本語化したUDACITYの講座・Algorithms(アルゴリズム)・How to Build a Startup(スタートアップを起こすには)・HTML5 Game Development(HTML5ゲーム開発)・Interactive 3D Graphics(インタラクティブ3Dグラフィック)・Intro to Hadoop and MapReduce(Hadoopとマップリデュース)・Web Development(Web開発)