小学生女子4-6年生、タブレット使用率がスマホを上回る

 アスキー・メディアワークスは3月14日、角川アスキー総合研究所と共同で実施した、「子どもライフスタイル調査2014冬」の結果を発表した。女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者が対象で、女子小学生の回答を抽出して集計分析した。

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現在使っているものデジタル情報機器(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス調べ)
  • 現在使っているものデジタル情報機器(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス調べ)
  • 雑誌「キャラぱふぇ」表紙
  • 今後使いたいデジタル情報機器
  • 電子書籍・雑誌の閲読の有無
  • 読んだ電子書籍・雑誌のジャンル
  • 電子書籍・雑誌を今後読んでみたいか
  • メディア接触時間(1日あたり)
  • ボーカロイド(初音ミクなど)の楽曲について
 アスキー・メディアワークスは3月14日、角川アスキー総合研究所と共同で実施した、「子どもライフスタイル調査2014冬」の結果を発表した。女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者が対象で、女子小学生の回答を抽出して集計分析した。

 調査期間は2013年11月30日~2014年1月20日で、雑誌添付ハガキによるアンケートを行い、女子小1~3年生395件、女子小4~6年生146件の合計541件の回答を得た。

 まず、「現在使っているデジタル情報機器(パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレットなど)」を聞いたところ、女子小4~6年生の「スマートフォン」使用率は6%、「タブレット」の使用率は10%となった。一方で「今後使いたいもの」では「スマートフォン」45%、「タブレット」32%となり、「パソコン」の28%を上回っている。

 次に「電子書籍・雑誌を読んだことがあるか」を聞いたところ、「ある」と回答したのは、女子小1~3年生は19%だったが女子小4~6年生はほぼ倍の37%となった。「ある」と回答した女子小学生に「読んだジャンル」を聞いたところ、女子小1~3年生は、「コミックス・マンガ本」55%に次いで「絵本・童話」が43%となった。一方、女子小4~6年生では、「コミックス・マンガ本」69%、「マンガ雑誌」52%、「小説」37%となっている。

 なお、電子書籍・雑誌を読んだことが「ない」と回答した女子小学生に、「電子書籍・雑誌を今後読んでみたいか」を聞くと、女子小1~3年生で40%、女子小4~6年生で38%が「読んでみたい」と回答しており、学年での差は現れなかった。

 「1日あたりそれぞれのメディアにどのくらい時間を使っているか」を聞いたところ、もっとも接触時間が長いのは「テレビ」で、女子小1~3年生は2時間14分、女子小4~6年生は2時間58分。次いで長いのが「ゲームをする」で女子小4~6年生は1時間18分を使っていた。「本を読む」時間が長いのは女子小4~6年生で、1日あたり45分だった。なお、音楽において「ボーカロイド(初音ミクなど)の楽曲」について聞いたところ、女子小1~3年生の20%、女子小4~6年生の30%が「よく聴く」または「たまに聴く」と回答した。

女子小4~6年生、スマホ使用率は6%・電子書籍の経験は37%・テレビは約3時間

《冨岡晶@RBB TODAY》

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