IQ140を保証し小学校受験を支援、託児型知能教育「TOEアカデミー」

 EdiQ(エディック)は、乳幼児親子教室の「ベビーパーク」、幼児教育・受験指導の「幼児教育実践研究所 こぐま会」、教育出版の「幻冬舎エデュケーション」の協力のもと、IQ140以上を保証する託児型知能教育機関「TOEアカデミー」を開設する。

教育・受験 その他
説明会の出席者
  • 説明会の出席者
  • EdiQ社長 田邊智博氏
  • ベビーパーク最高顧問 中島真紀氏
  • 幼児教育実践研究所 こぐま会代表 久野泰可氏
  • 幻冬舎エデュケーション社長 中村晃一氏
  • 給食の例
  • TOEアカデミー
  • 料金体系
 EdiQ(エディック)は、乳幼児親子教室の「ベビーパーク」、幼児教育・受験指導の「幼児教育実践研究所 こぐま会」、教育出版の「幻冬舎エデュケーション」の協力のもと、IQ(知能指数)140以上を保証する託児型知能教育機関「TOE(ティーオーイー)アカデミー」を開設する。

 まずは2014月4月に恵比寿校を開校し、2015年にはフランチャイズ方式にて都内を中心に20校を開校予定、その後も首都圏や名古屋、大阪、福岡などで40校程度の展開を目指す。

 3月20日に恵比寿校で開催された説明会でEdiQの田邊智博社長は、「TOEはTiming Of Educationの略で適期教育を表すもの」と説明。「才能育てを毎日実践する」をコンセプトに、知識偏重の早期教育は行わず、探求反射と模倣反射を刺激し、叱らず、教えず、学ぶ(真似ぶ)ことに喜びを感じさせる育児で、「すべての子どもがもつ才能を3歳までに引き出す」という。また、母国語育児(日本語による育児)を最重視しながらも、毎日3時間、バイリンガル保育士やネイティブスピーカーによる英語育児を取り入れ、英語力の素養を育む。さらには小学校受験指導にも対応し、共働き家庭の子どもの小学校受験もサポートすることなどを説明した。

 対象は9か月から6歳までで、初期定員は25名。預かり時間は月曜日から土曜日までの8時から20時までで、昼食のほか夕食も提供する。なお、曜日や時間を指定して利用することが可能で、たとえば1~2歳児・月100時間利用で117,500円(内訳:教育費64,500円・託児料:53,000円)、3~6歳児・月200時間利用で204,000円(内訳:教育費112,000円・託児料:92,000円)など、月間利用時間に応じて料金が決まる。

 なお、1歳6か月までに入会し3歳時にIQ140に到達しなかった場合には、教育費を全額返金する保証プログラム(必要条件あり)の設定もある。田邊社長は「やれば必ずIQは上がる、140は達成できる」と自信を見せた。

 食事は代官山の自然食レストラン「rinato house kitchen」との提携により、有機野菜など食材にもこだわり、昼食と夕食を提供。また、送迎サービスも用意する。

 「幼児教育実践研究所 こぐま会」代表の久野泰可氏は、「日本の保育園、幼稚園では、もっと知的な教育を重視してほしい。幼児期は学びが学びを生む、この時期の投資がもっとも効率的だ」と言う。また、「変わるとすれば、社会ではどのような人が求められているかを見ている働くお母さんたちからの教育要求に応えるかたちで、まずは保育園からではないか」としたうえで、「TOEアカデミーは、まさしくこの要求に応えている」と説明した。

 各社の役割については、9か月から3歳までの「脳と身体と心の発達を促す育児実践」を全国に160の乳幼児親子教室を展開する「ベビーパーク」、3歳から6歳までの「受験対応・知育トレーニング(100てんキッズコース)」を幼児教育・受験指導で30年以上の実績をもつ「幼児教育実践研究所 こぐま会」、教具・教材の提供を「100てんキッズシリーズ」や「どうぶつしょうぎ」を発行する「幻冬舎エデュケーション」が担当する。

 中学受験指導などの学習や体験を取り入れた学童保育(アフタースクール)が増えている。また数は少ないが保育と小学校受験対策を組み合わせたサービスもある。女性の社会進出が加速するなか、受験指導に限ったことではないが、こうした高付加価値の保育、学童サービスへのニーズは、今後ますます高まってくるのではないだろうか。
《田村麻里子》

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