北海道教育委員会は、総合学科や全日制普通科単位制高校など、「新しいタイプの高校」のパンフレット「北海道の新しい高校づくり2014」を作成。多くの通学区域に設置し、広く知らせる。 同教育委員会は、生徒たちの多様な学習ニーズへの対応やきめ細かな指導が可能となるよう、総合学科や全日制普通科単位制高校など、新しいタイプの学校の取り組みを紹介したパンフレットを作成した。 パンフレットは、石狩学区、後志学区など18学区に分けて設置状況を掲載。各高校が総合学科、全日制普通科単位制、フィールド制、中高一貫教育と色分けされてわかりやすい。 総合学科は道内に16校あり、普通科教科のほかに農業や商業など専門科目を開設しているなどの特色がある。全日制普通科単位制は25校あり、多様な選択科目を開設し、自分のペースで学習に取り組むことができると説明。 普通科フィールド制は7校あり、キャリア教育の観点にたって生徒の興味・関心や進路希望などに対応できるよう複数の分野にわたって設定されている。例として、国語や地理歴史、公民、外国語などの科目を重点的に学ぶ人文社会フィールドや基礎的な医学などを学ぶ看護・医療フィールドなどがある。 中高一貫教育の連携型は7地域、中等教育学校は1校設置。6年間の一貫教育についての特色や導入校を紹介している。 新しいタイプの高校についてのQ&Aや各科目数の比較などのほか、通学費や下宿代の補助制度についても掲載されている。 パンフレットはホームページからダウンロードできる。