開成高校が学費免除の奨学金、受験前に申請可能

 開成高校が平成27年度より創設する「開成会道灌山奨学金」の内容が4月18日、同校への取材で明らかになった。奨学金は受験前に申請して候補者を決定。申請の条件は、保護者の年収400万円以下を目安に検討しているという。

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 開成高校が平成27年度より創設する「開成会道灌山奨学金」の内容が4月18日、同校への取材で明らかになった。奨学金は、受験前に申請して候補者を決定。申請の条件は、保護者の年収400万円以下を目安に検討しているという。

 同校は3月30日に、入学金や授業料などを免除する「開成会道灌山奨学金」を創設すると発表した。開成高校で学びたいが経済的理由で断念している志ある若者を迎えるため、開成学園の同窓会である「開成会」の寄付により奨学金を提供するという。

 中高一貫の男子校である同校は、高校で1学年100人募集する。平成26年度は、入学金が30万円、施設充当資金が12万円、授業料が48万円(年額)であり、「開成会道灌山奨学金」でこれらが免除される。

 希望者は受験前に申請し、書類審査などで候補者を決定する。入学試験に合格すれば、入学金や授業料が免除される。申請の条件は、東大の制度を参考に、保護者の年収400万円以下を目安に検討しているという。
《工藤めぐみ》

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