4/1時点の就職内定率は23.7%、リーマンショック以降最高値に

 ディスコは4月24日、2015年度日経就職ナビ学生モニター調査結果を発表した。4月1日時点の内定率は23.7%で、リーマンショック以降の最高値となったことが明らかになった。同社は「就活環境が改善している」と分析している。

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4月1日現在の内定状況
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 ディスコは4月24日、2015年度日経就職ナビ学生モニター調査結果を発表した。4月1日時点の内定率は23.7%で、リーマンショック以降の最高値となったことが明らかになった。同社は「就活環境が改善している」と分析している。

 同調査は、日経就職ナビ2015就職活動モニターで、2015年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生を含む)を対象に、4月1日現在の就職活動状況に関する学生調査を実施し、1,325人の回答を得た。調査期間は、2014年4月1日~7日。

 内定率は23.7%で、前年同期より4.1ポイント増加。リーマンショック後の就職戦線(2010年卒者以降)で、4月の内定率としては最高値となった。内定取得学生のうち、就職先を決定して活動を終了したのは20.1%と、前年同期調査の18.6%よりも1.5ポイント増加した。

 業界別に見ると、文系は前年と同様、1位「建設・住宅・不動産」15.8%、2位「情報処理・ソフトウエア」15.2%となった。理系も前年と同様、1位「情報処理・ソフトウエア」30.9%となり、2位「建設・住宅・不動産」15.4%を大きく引き離した。

 学生1人当たりのエントリー社数は平均82.1社で、前年同期調査の81.3社より微増。エントリーシート提出社数は平均18.2社で、前年同期の18.6社より微減した。活動量は前年と比べて変わっていないにもかかわらず、内定率が上がっていることから、「就活環境が改善している」と同社は分析している。
《工藤めぐみ》

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