楽天いどうとしょかん、岐阜県で運行開始…閲覧用タブレットも貸し出し

 岐阜県と楽天は14日、両者による初の官民共同事業となる車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」の運行を岐阜県内で開始した。

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「楽天いどうとしょかん」イメージ
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  • 「楽天いどうとしょかん」の実績
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 岐阜県と楽天は14日、両者による初の官民共同事業となる車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」の運行を岐阜県内で開始した。

 「楽天いどうとしょかん」は、書籍約1,200冊、電子ブックリーダー「Kobo Touch」を搭載した車両型の移動図書館。福島県内では、教育振興および復興支援の一環として、2012年12月21日から巡回活動を開始している。

 岐阜県では、岐阜県図書館創立80周年関連事業の一環として、共同事業を位置付けており、今回新たに岐阜県内を巡回することで、県下の子供たちにより気軽に書籍に触れられる機会を提供し、読書活動を促進するのが狙いだとしている。運行開始時は、山間部など図書館のない地域を中心に巡回し、公共図書館の役割も担う。

 「楽天いどうとしょかん」には、岐阜県より提供される書籍を搭載。岐阜県図書館が読書活動支援を目的に選定した絵本を中心とする、児童書約7,000冊から1,200冊を選別した。また、貸出用に楽天が提供する電子ブックリーダー「kobo Touch」20台、閲覧用に7インチのタブレット「Kobo Arc 7」10台も搭載する。

 岐阜県と楽天は、2009年にインターネットを活用した地域活性における包括連携協定を締結し、さまざまな協働を行っている。今回の「楽天いどうとしょかん」は、教育分野においては初めての本格的な官民共同事業となる。

岐阜県と楽天、「楽天いどうとしょかん」を運行開始……電子書籍端末も貸し出し

《冨岡晶@RBB TODAY》

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