松山大学は5月14日、2014年度入試で出題ミスがあり、5名を追加合格としたことを発表した。 出題ミスがあったのは、一般入学試験II期日程、2月12日に実施した人文学部・法学部の日本史B。4者択一問題の設問があいまいで、正答が選択肢の中にないと受け取れることから、松山大学では出題ミスと結論づけた。 同大学では、選択科目で日本史Bを受験した全受験生へ当該設問の配点を加点。合格最低点は変更せず、加点により合格ラインに達した人文学部英語英米文学科1名、同社会学科2名、法学部2名の計5名を合格とした。 5名の合格者に対しては、自宅を訪問し謝罪するとともに、合格通知書を手渡し、今後の対応について説明を行ったという。 松山大学は今回の出題ミスについて、受験生をはじめ関係者に多大な迷惑をかけたとして謝罪、再発防止のためのチェック体制強化に取り組んでいくとしている。