東武鉄道と東洋大、りょうもう7市の地域活性化を図る産学連携開始

 東洋大学と東武鉄道は、東武線沿線のりょうもう7市(佐野市、館林市、伊勢崎市、桐生市、みどり市、足利市、太田市。順不同)の活性化を目指して、産学連携による取り組みを6月11日より開始した。

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 東洋大学と東武鉄道は、東武線沿線のりょうもう7市(佐野市、館林市、伊勢崎市、桐生市、みどり市、足利市、太田市。順不同)の活性化を目指して、産学連携による取り組みを6月11日より開始した。

 この東洋大学と東武鉄道による産学連携の取り組みは、昨年行なった「ふらっと りょうもう 女子旅」に続く第2弾に相当する。

 本取り組みでは、観光振興や地域づくりを学ぶ東洋大学国際地域学部国際地域学科の女子学生が、東武鉄道で発売中の「ふらっと両毛 東武フリーパス」(両毛地区の電車・バスにフリー区間で乗り降り自由の乗車券)を活用した、同地区の活性化策を検討した。学生が現地調査のうえお勧めスポットとして、りょうもう7市のスポットを3回に分けて選定、若い女性の目線から見た各エリアの歴史・グルメ・自然の魅力などを探りながら観光・散策コースを設定し、同地区への誘客を図る。

 この連携で、東武鉄道のノウハウを参考に、東洋大学板倉キャンパスも近い両毛地区の新たな誘客の可能性を検証でき、東洋大も地域活性化に関連する教育・研究の題材として実際に観光エリアの活性化策を検討できることなど、互いにメリットがあることから実現した。

 さらに、東洋大学の学生達が出演したポスターや、実際の調査に基づき、制作されたホームページやパンフレットなどを活用して、同エリアのPRを展開する。調査取材は3回にわたり、1年間かけてりょうもう7市の魅力を発信していく。

 第1回展開は佐野市、館林市から紹介、パンフレットを6月11日より発行する。おもな紹介スポットは、館林市(最寄駅:館林駅、茂林寺前駅)からうどん本丸(うどん)、ビストロ タブレ(フランス料理)、もり陣(うどん)、やおとも商店(団子)、鎌倉点心(エスニック)ほか、佐野市(最寄駅:佐野駅、佐野市駅)から絹屋(ラーメン)、福伝珈琲店(カフェ)、飯島商店(いもフライ)、ふみきり寿司(寿司)ほか。

 第2回(伊勢崎市、桐生市、みどり市版)パンフレットは11月に、第3回(足利市、太田市版)パンフレットは2015年4月に発行予定だ。

りょうもう7市をPR……東武鉄道と東洋大による地域活性化

《高木啓@RBB TODAY》

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