朝食欠食は4年生が1年生の3.5倍…國學院大が150円朝食を提供

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朝食の摂取とその内容
  • 朝食の摂取とその内容
  • 朝食欠食者数とその理由
 國學院大学は学生部企画として行っている朝食力プロジェクトの一環で4月に行った「朝食アンケート」の結果を発表した。朝食欠食は4年生が1年生の3.5倍と高く、欠食の理由の4割以上が「時間がない」となっていることがわかった。

 アンケート調査は2014年4月の健康診断時に行われ、渋谷キャンパス8,781人、たまプラーザキャンパス1,082人の合わせて9,863人から回答を得た。調査によると朝食を「食べている人」は渋谷7,727人、たまプラーザ855人となっており、「欠食者」は全体の約1割強となっている。

 また、実際にとっている朝食のレベルはどの学年においても「お箸で食べる」と回答している人が約半数にのぼる一方、欠食者に実際に朝食をとると仮定すると「片手で食べる」と回答している人が多く、「飲むヨーグルト・スープ」を入れると8割にのぼり、朝食をとっている人とでは朝食の重要度が異なっていることがうかがえる。

 また、たまプラーザキャンパスでは、2年生の欠食者数が10人程度多いものの、ほぼ横ばいとなっているが、渋谷キャンパスにおいては1年生の欠食者が約100人なのに対し、2年生では300人弱とおよそ3倍に増えたのを皮切りに、4年生の欠食者数が1年生の3.5倍にまで膨れ上がっている。

 朝食がとれない理由の約45%が「時間がない」と回答、次いで「睡眠関係」約20%、「食欲」約15%。早起きをすることで身体のリズムを整え、しっかり朝食がとれる環境になるのではないかと推測される。

 同大学は、朝食を食べないことによって起きる「勉強に集中できなかったり、事故を起こしやすくなる」、「体内のリズムが乱れる」、「体温・血圧が上がらないために活動しにくくなる」、「2食となることでの栄養のバランスの偏り、過食による生活習慣病のリスク」という4つの弊害があることを学生たちに知ってもらいたいという。そのため、学生の生活・健康を両面からサポートするために4月から渋谷キャンパスで、本来300円メニューである朝食を大学の補助により、「150円朝食」として提供している。
《田邊良恵》

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