学習・研究・生活環境が高いレベルでバランス…明治大学理工学部

教育・受験 受験

理工学部 応用化学科の本多貴之先生
  • 理工学部 応用化学科の本多貴之先生
  • 本多先生と研究室の学生
  • 実験のようす
  • 学生に指導する本多先生
 明治大学は、大学改革が功を奏し、2011年から4年連続で志願者数日本一を記録するなど、近年受験者数を増やし全国でも人気の高い大学となっている。その明治大学の魅力は、何だろうか。

◆就職支援に定評

 まず都心に集中したキャンパスをあげることができる。現在、駿河台(東京都千代田区)、和泉(東京都杉並区)、生田(神奈川県川崎市)の3か所にキャンパスがあるが、どのキャンパスも交通の便がよく、首都圏在住なら自宅からも通え、単身の場合でも住む場所の選択肢が広い。生活に便利なことも重要なポイントかもしれない。

 総合大学の強みとしては、10学部を有し、学科の幅も広く多様な学生を受け入れることができる。また企業経営や幹部として活躍する卒業生も多く、OB・OGによるセミナーや企業研究など就職支援も手厚いという。また、エントリーシート(ES)作成の指導やサポートも行っているという。

 このうち理工学部・農学部がある生田キャンパスは、小田急線の生田駅からほど近い高台に位置する、ゆったりとして緑豊かなキャンパスが特徴だ。広大なキャンパスを利用して、機械工学科では旅客機のジェットエンジンの実物とテストベンチが校内にあったり、建築学科では実物の建物の強度や構造を研究するための実験棟もある。ここの理工学部 応用化学科で教鞭をとる本多貴之先生に、理工学部の魅力、授業、進路について話を聞いた。

◆広大な敷地を活かした理工学部の研究環境

 理工学部も数学、物理、化学などのサイエンス分野から建築、デザイン、情報通信、バイオテクノロジーなどエンジニアリング分野まで幅広い8学科から選択できる。語学にも力を入れており、グローバル人材には欠かせない英語を強化したい学生の希望にも答えており、文系のキャンパスで授業を受けることも可能だ。また語学や一般教養については、学科横断のクラスで学ぶ授業も行われている。

 本多先生によれば、多様な学科が混在したクラスによる授業は、学生の知識を高めるとともに、学科を越えた情報交換、友達や人脈づくりなどに効果を発揮しているという。

 近年は理系に進む女子が増えており、理工学部全体では10%程度。応用化学科は特に多く、30%程度の女子が学ぶ。そして、成績優秀者は女子が圧倒的に多いそうだ。

 本多先生は、文化財の保護や補修に活かされる塗料、染料・顔料、素材の分析など天然物化学の研究が専門だ。分析結果について、年代ごとのデータベース作成にも取り組んでいる。

 本多研究室には大学院生が6名(M1、M2各3名ずつ)、学部生6名在籍している。理工学部は広大なキャンパスを活かし、実験、研究設備、機材が充実しており、設備の充実に憧れて入学してくる学生もいるという。大規模な実験も行える環境にあるが、どの研究室も10~20人ほどの少人数とのことで、きめ細かい授業や指導が行われている。訪問したときは夏休み中だったが、多くの学生が研究室や共有スペースで活動しており、多くの学生が週5日以上、研究室にいるのだという。

 理工学部の傾向として、学部学生のおよそ半分が大学院に進むというが、就職率は高い。ES指導やOB・OGや就職専門家によるセミナーのほか、インターシッププログラムも充実しており、研究職につく学生も多い。

◆多様な入試方式

 本多先生に、同大学を志望する高校生へのメッセージを聞いた。

 「明治大学の入試方式は、センター試験(前期・後期)のほか、全国統一入試、指定校推薦、AO入試などバリエーションが豊富です。それぞれ入学のための戦略が変わってきますが、大学では思考力や問題解決能力を重視しています。AO入試では、ある課題に対して、知識と発想力でどんなソリューションを考えられるかなどを評価します。これらのスキルを大学で伸ばすわけですが、入学が決まったらなるべく早い段階から高校の基礎学力の点検を勧めます。基礎学力の補習授業などもありますが、スタートラインで躓かないためにもこれは重要です。また、明治大学というとマンモス大学のイメージがありますが、理工学部では少数で指導を受けられる機会もあり、勉強や研究がしやすいと思います。」

【オープンキャンパス】
 明治大学生田キャンパスでは、8月8日と9日にオープンキャンパスを開催する。基本的なガイダンス、キャンパスツアーのほか、学科ごとのポスター展示、学生によるQ&A、4年生による講演会、模擬授業なども行われる。
《中尾真二》

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