学生時代のピンチ、最多は友人関係…解決法は?

 リクルートが運営する、社会人デビューのための大学生向けサイト「就職ジャーナル」では、「入学以来、最大のピンチ!とその解決方法は?」と題したアンケート調査を実施、その結果を発表した。

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入学以来、最大のピンチ!とその解決方法は?
  • 入学以来、最大のピンチ!とその解決方法は?
  • 「入学以来、最大のピンチ!」という事態に遭ったことはありますか?
  • それは、どんな事態でしたか?(複数回答)
 リクルートが運営する、社会人デビューのための大学生向けサイト「就職ジャーナル」では、「入学以来、最大のピンチ!とその解決方法は?」と題したアンケート調査を実施、その結果を発表した。

 調査は7月12日から14日の3日間、大学2年生から大学院2年生を対象に、インターネットで実施。男子514名、女子554名、合計1,068名から回答を得た。

 「入学以来、最大のピンチ!」と言える事態に遭ったことがあるかどうかを尋ねたところ、31.2%が「はい」と回答。属性別に見ると、学部生よりも大学院生の方が、「はい」と答える学生の割合が多い傾向が見られた。

 次に、どんな事態に遭ったのかを尋ねたところ、「友人関係がうまくいかなくなった」(28.5%)、「授業が難しくてついていけなくなった」(27.9%)が3割弱でほぼ並び、「失恋した・彼氏彼女とうまくいかなくなった」「病気になった」「生活費や授業料が足りなくなった」も15%台でほぼ並んだ。「その他」では、「就活がうまくいかなかった」「留年」「詐欺に遭った」「親や友人の死」などがあげられた。

 最後にそのピンチをどう切り抜けたか、どうすれば回避できたかを尋ねたところ、友人関係では、「もう少し人に心を開いたり、誰かに頼ったりした方がよかったと思う」(薬学部4年・女子学生)、「入学前にSNSなどでつながりを作っておくべきだった」(総合政策学部4年・女子学生)などの意見が寄せられた。

 また、授業の難しさについては、「卒業研究に教授がダメ出しして、危うく留年という事態に。外国人である教授向けに資料を英語で作ったり、直属の指導教官からアドバイスをもらって、なんとか切り抜けた」(ソフトウェア情報学部4年・男子学生)、「ゼミの内容が難しくてついていけなくなった。毎週友人と勉学に励んで、なんとか追いついた」(社会学部4年・女子学生)などの意見があった。
《水野こずえ》

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