デング熱患者55名に増加…代々木公園A地区は閉鎖へ、再開時期は未定

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蚊の病原体保有調査の調査地点(バツ印は陽性の蚊が採集された地点)
  • 蚊の病原体保有調査の調査地点(バツ印は陽性の蚊が採集された地点)
  • 蚊の病原体保有調査結果
  • 新たに感染が確認された8名(厚生労働省発表)
 厚生労働省が9月4日までに公表した患者数が55名となり、感染拡大を続けるデング熱。都立代々木公園で採取した蚊からデングウイルスが確認され、東京都は代々木公園A地区を9月4日から当分の間閉鎖する対策をとっている。

 厚生労働省によると、9月4日に確認された8名の患者はいずれも直近の海外渡航歴はなし。新たに確認された8名を含む患者55名全員が、8月に代々木公園周辺へ訪れていた。同省では、今般のデング熱患者はいずれも代々木公園の蚊による感染と推定している。

 9月3日に都が都立代々木公園において採集した蚊を検査した結果、調査地点10か所中4か所で採取した蚊からデングウイルスが確認された。陽性の蚊が確認された調査地点は園内A地区の主に西側。4日に専門家の協力を得て公園内の調査を行い、生態系の影響を踏まえた蚊の駆除方法や具体的な場所などを決定した上で、5日以降に蚊の駆除を行うという。

 閉鎖されるのは中央広場や噴水池があるA地区のみで、陸上競技場や野外ステージがあるB地区は閉鎖されない。公園の再開時期などは未定、A地区にあった公園の利用者窓口は陸上競技場フィールドハウスに設置されている。代々木公園の利用などに関することは、東京都の建設局公園緑地部公園課まで。

 同省はデング熱に感染しても重症化する場合はまれとしているが、蚊に刺されてから3日~7日程度で高熱のほか、頭痛、目の痛みなどの症状が見られる場合は早めに医療機関を受診するよう勧めている。
《黄金崎綾乃》

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