法務省が9月10日に発表した平成26年司法試験の結果によると、法科大学院別の合格者数トップは172人の合格者を出した「早稲田大法科大学院」だが、合格率トップは「予備試験合格者」の66.8%であることが明らかになった。 司法制度改革の一環で、受験資格を問わない旧司法試験が平成23年で終了し、平成24年より法科大学院修了または司法試験予備試験の合格が必須となった。 平成26年司法試験の合格者数上位10位の法科大学院は、1位「早稲田大法科大学院」172人、2位「中央大法科大学院」164人、3位「予備試験合格者」163人、4位「東京大法科大学院」158人、5位「慶應義塾大法科大学院」150人。一方、合格者を出せなかった法科大学院は4校あった。 合格者数を受験者数で割った合格率で見てみると、1位「予備試験合格者」66.8%、2位「京都大法科大学院」53.1%、3位「東京大法科大学院」52.0%、4位「一橋大法科大学院」47.1%、5位「慶應義塾大法科大学院」44.6%であった。◆司法試験合格者数トップ101位:早稲田大法科大学院 172人2位:中央大法科大学院 164人3位:予備試験合格者 163人4位:東京大法科大学院 158人5位:慶應義塾大法科大学院 150人6位:京都大法科大学院 130人7位:一橋大法科大学院 64人8位:明治大法科大学院 63人9位:大阪大法科大学院 55人10位:神戸大法科大学院 44人◆司法試験合格率トップ101位:予備試験合格者 66.8%2位:京都大法科大学院 53.1%3位:東京大法科大学院 52.0%4位:一橋大法科大学院 47.1%5位:慶應義塾大法科大学院 44.6%6位:大阪大法科大学院 40.1%7位:早稲田大法科大学院 35.2%8位:中央大法科大学院 34.5%9位:千葉大法科大学院 31.0%10位:神戸大法科大学院 30.8%