四天王寺大学、教員志望学生による中学生向け英語塾をスタート

 四天王寺大学で教師をめざす学生たちが、地域の中学生に継続して英語を教える「COCOROE塾」を10月6日よりスタートする。選抜された学生たちが、英語の勉
強方法から試験対策まで、幅広く教えるという。

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教員による研修中の風景
  • 教員による研修中の風景
  • 「COCOROE塾」のスタートに先駆け、藤井寺中学校で実施した「第1回COCOROE塾チューター派遣」の様子
 四天王寺大学で教師をめざす学生たちが、地域の中学生に継続して英語を教える「COCOROE塾」を10月6日よりスタートする。選抜された学生たちが、英語の勉
強方法から試験対策まで、幅広く教えるという。

 四天王寺大学は「学生の自主的な行動を応援する大学」としてブランド浸透を行っており、2017年に迎える50周年を記念して「COCOROEプロジェクト」をスタート。現在、学生主体による46のプロジェクトがあり、今回スタートする「COCOROE塾」は、基幹プロジェクトのひとつとなっている。

 「COCOROE塾」は、教師をめざす学生たちが先生となり、中学生に勉強を無料(登録料のみ3年間で1,000円要)で教える塾。近隣の中学生を対象に、週1回、藤井寺駅前キャンパスで開講。指導する教科は英語からスタートし、ゆくゆくは5教科に拡大していくという。

 先生は、英語科教育法を修得済みの学生からチューター候補として選抜。1か月にわたる集中研修の後、チューター試験に合格した教師をめざす学生が授業を担当する。「COCOROE塾」では中学校の教科書を利用、授業内容は学生たちが考えたオリジナルで、学生たちの実践的な学びの場にもなるという。
《水野こずえ》

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