小学校のトイレ環境改善、6割が「洋式化」希望

 小学校のトイレは 「和式トイレ」が多く、「和式トイレ」が多い小学校に通う子どもたちの約6割が「洋式トイレ」を求めていることが、小林製薬が10月6日に発表した「小学生のトイレ実態調査2014」より明らかになった。

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 小学校のトイレは 「和式トイレ」が多く、「和式トイレ」が多い小学校に通う子どもたちの約6割が「洋式トイレ」を求めていることが、小林製薬が10月6日に発表した「小学生のトイレ実態調査2014」より明らかになった。

 同調査は、全国の小学生がいる母親(25~49歳)と一緒に答えてもらう子ども(1~6年生の男女)を対象に実施し、計412サンプルを得た。実施時期は2014年7月。

 和式トイレが多い小学校は、2010年の78%から59%に減少した。しかし、予算等の都合からいまだ改修が思うように進んでいない小学校が多数を占めている。

 小学校の「和式トイレ」のイメージは、1位「臭い」66%、2位「汚い」56%、3位「暗い」53%と、毎日の掃除だけでは解決できない悩みを抱えているという。

 「和式トイレ」が多い小学校に通う子どもたちの57%が学校トイレに欲しい物として「洋式トイレ」を挙げている。そこで、小林製薬では2010年より社会貢献活動の一環として、「小学校に洋式トイレプレゼント!」を実施。2014年度は12校、これまでに累計48校に寄贈した。同社が創立100年を迎える2019年までに、全国100校に洋式トイレを寄贈し、明日を担う子どもたちにとって少しでも快適なトイレ環境に改善していきたいとしている。
《工藤めぐみ》

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