ゼブラは、筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする新開発の内部機構により、どれだけ強い力をかけても芯が折れないシャープペン「デルガード」を11月12日より発売する。 デルガードは、紙面に対し、垂直に強い筆圧が加わると、軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃し折れを防ぐ。また、斜めに強い筆圧が加わると、先端の金属部品が自動で出てきて芯を包み込んでガード。2つの新機構が、加わる力の角度や強さに合わせて、自動で配分を調整して作動する。さらに、軸内部にシャープ芯を誘導する部品を取り付け、芯が内部で詰まって出なくなることも防ぐという。 ゼブラでは、シャープ芯を折らせない、詰まらせないための機構のアイディアを開発チームで60案以上を出し、その多くを試作し実験。従来の他社商品でも折れない商品はあったが、通常の使い方をするものではなかったため、今回はユーザーが使い方を全く気にせずに折れない機構の開発にこだわったという。 シャープペンは、中高生の9割が毎日勉強などに使う筆記具として愛用。ゼブラは、芯折れや芯詰まりを気にせずに使える新製品「デルガード」を発売することで、毎日の勉強やテストなどの大事な場面で、ユーザーが安心して書くことに集中できる環境を提供していく。 デルガードは芯径0.5mmサイズ。軸色はブルー、ブラック、ホワイト、ライトグリーン、ライトブルー、ピンクの全6色。価格は486円。