イーランチとカスペルスキー、サンロフトの3社は、全国の幼稚園・保育園における保護者を対象に、インターネットを安全に利用するための啓発事業を実施すると発表した。 近年、スマートフォンやタブレット利用の低年齢化が進み、いわゆる「スマホ子守り」や若年層のネット利用によるトラブルが社会問題化。保護者へのモラルやセキュリティ対策に関する啓発・教育活動の必要性が高まっている。 3社は啓発事業の第1弾として、保護者向けインターネット安全利用啓発セミナー「スマホのある子育てを考えよう」を10月23日から2015年5月31日の期間、全国20の幼稚園・保育園で無料開催することを決定。セミナーでは、スマートフォンでのインターネット利用を中心に、家庭内でのルールづくり、モラル教育、セキュリティ関連の設定について紹介。また、ワークブックも配布し、家庭での実践をサポートする。 セミナー開催後は、講義部分をダイジェスト版として収録したDVD（30～45分）を、2014年11月下旬から1000枚無料配布。3社は、セミナー開催を希望する幼稚園・保育園および無料DVDの配布を希望する保護者の募集を開始した。申し込みはいずれも公式サイトまたはFAXにて行う。
