全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は、ホームページで「忙しい大学生に役立つ自炊メニュー」を紹介。1人暮らしの大学生に、1週間の献立を1回の買い物で無駄なく調理できるよう、丁寧にアドバイスしている。 メニューを監修するのは大学生協の管理栄養士。西南学院大学、同志社大学、慶應義塾大学の学生が実際に調理を体験する様子がつづられている。レシピは、まず買い物から始まり、用意する材料の量や食材選びのポイントが記載されている。 例えば、みそを選ぶときには、「大豆、米、食塩」のみを使用しているものを選ぶようにアドバイス。原材料にアルコール(酒精)が含まれていると、腸内環境を整える働きを助ける発酵食品の働きが止まる場合があるという。 レシピでは下準備を写真付きで紹介。野菜などは小分けに切って、使用しない分はゆでるなどしてラップで1回分の調理量を目安に包み、冷凍するように提案している。調理のコーナーでは、購入した1週間分の材料を余すことなく利用して作ったメニューが並ぶ。 ほかに、冷凍野菜のメリットや缶詰めの利用方法、野菜の切り方、だしの種類や用途など、料理初心者でもわかりやすく丁寧に説明されている。メニューは、豚肉のレンジ蒸し、豆乳スープ、チキンの酢豚風、ほうれん草とサケのドリアなど、見た目も栄養もバランスのとれた料理がそろっている。